【ノンニコなのにニコチン感??】HiNIC META POD 初心者キットレビュー【ハイニックメタキット】

この記事にたどりついたあなたは、

という方ではないでしょうか。

国内でのニコチンの譲渡、売買は違法ですが、僕が長年お付き合いさせていただいているHiLIQ【ハイリク】さんがノンニコチンなのにニコチンを摂取したように感じるHiNIC【ハイニック】を作ったので、この記事では、

な僕がHiNIC META POD 初心者キットレビュー【ハイニックメタキット】をレビューしていきます。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の価格、コスパ

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の価格は3380円。

800回吸えるカートリッジが1本と、加熱するための本体（ハイリクのMETA（メタ）という製品）が1本セットになっています。

メタ本体だけでも2160円、ハイニックの交換用カートリッジ1本が約1430円（3本セットで4300円）なので、初心者キットは普通に買うよりも210円ほど安く手に入れることができます。

META単体	2160円
カートリッジ1本	1430円
合計	3590円

初心者キット

3380円

紙巻きタバコと比較したときのコスパ

HiNIC META POD 初心者キットの購入を検討している方は喫煙者の方が多いと思うので、紙巻きタバコと比べてどれくらいコストがかかるのか計算してみましょう。

紙巻きタバコは一般的に 1本14吸いできるといわれています。これを「1本14パフできる」と言います。

HiNIC META POD 初心者キットに付属するカートリッジは1本800パフ以上できるので、

	1パフ辺りのコスト
たばこ	約2円（580円/箱の場合）
HiNIC META POD 初心者キット	約4.22円
カートリッジ代のみ	約1.79円

という感じ。

ランニングコストにメタ本体も含めるとたばこの倍以上のコストがかかりますが、カートリッジだけで考えるとかなりお得になります。

HiNIC META POD【ハイニックメタキット】初心者キットは一ヶ月いくらかかる？

たばこを一日1箱吸う喫煙者が、同じパフ数でHiNIC META POD初心者キットを運用した場合、

	一ヶ月の費用（8400パフの場合=14パフ×20本×30日）
たばこ	16800円
ハイニック	3380円（META代含む最初の800パフ）+13528円（残り7600パフ）=16908円

となります。

ちなみに本体代をペイできる二ヶ月目以降は、

	一ヶ月の費用（8400パフの場合=14パフ×20本×30日）
たばこ	16800円
ハイニック	14952円

となります。1年で22176円お得。10年では221760円、100年では2217600円も得します。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の開封の儀

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の外観を確認し、開封から同梱品などを確認していきます。

かっこいい外観

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】はアイコンとしてフクロウが使われています。ニコチン0・スロートヒット感の文字に期待が高まります。

裏面には製品の仕様や同梱物、注意書きが記載されています。

• HiLIQ
• META POD
• キット内容: HiLIQ META POD本体×1
• HiLIQ META POD交換用カートリッジ×1
• USBケーブル×1
• バッテリー容量:500mAh
• カートリッジ容量:3ML
• 生産国:Made in China
• 注意: 20歳未満の者の使用は、 法律で禁じられています。

ちなみにハイニックに組み込まれているコイルの抵抗値は1.6Ωです。

開封

開封するとメタ【META】と交換用のハイニック【HiNIC】カートリッジがそれぞれ1つずつ入っています。

メタ【META】

メタの中身は、

• メタ本体
• 充電用type‐Cケーブル
• 保証書
• 合格書
• 説明書

が入っています。説明書は片面が日本語、もう片面が英語になっています。

とても丁寧に書かれていますが、正直読む必要はありません。操作はとても簡単です。（使い方は後述）

ハイリクのメタに関して詳しくはこちらの記事を読んでみて下さい。

ハイニック【HiNIC】カートリッジ

カートリッジは箱の中でさらにビニールでしっかり包まれています。

サイドにはリキッドの内容量とコイル抵抗値が記載されています。800回以上吸えることも記載。

裏面にはカートリッジの仕様が記載されています。

プロピレングリコール、グリセリン、香料原液はVAPEのリキッドとしてはとても一般的なもの。僕も愛用しています。

未開封で1年の賞味期限があるので注意。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の使い方

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の使い方はとても簡単です。

充電して吸うだけ

本当これだけですが少し詳しく解説します。

METAをtype‐Cケーブルで充電

今やどこにでもあるtype‐C電源とtype‐CケーブルをMETA【メタ】にぶっ挿して充電します。充電中はMETA【メタ】の先端のライトが白く光ります。消灯したらフル充電完了。

HiNIC【ハイニック】のカートリッジを挿入

充電が完了したらカートリッジをMETAにセッティングしていきます。まずはカートリッジ開封の儀。
袋を空けた瞬間漂うレモンの香りが胸をトキメカせてくれます。

カートリッジには電極側と吸口側に蓋がされているので外します。

カートリッジ側の金の丸の上下に穴があるのがわかります。この穴にはMETA側にある突起が刺さります。丸と突起がカチッとハマることで通電します。丸の左右、突起の上下は問わないので何も考えずカートリッジをMETAに挿入するだけでOK。

何も考えずに…

カチッとハメるだけ。

マグネット式なので吸い寄せられるようにピタッとセットされます。

紙巻きタバコを同じ要領で吸う

通常VAPEのは「肺吸い」と言って、深呼吸するように肺で吸引します。肺吸いは慣れるまで違和感があるので、ノンニコのVAPEを吸うと肺吸いとニコチンがない違和感で拒否反応が出る方も多いのですが、META【メタ】は口吸いと言って、紙タバコと同じく、一度口の中に溜めてから肺に入れるので違和感なく吸うことができます。

あとは電池がなくなるかカートリッジ内のリキッドがなくなるまで吸い続けるだけ。某アイコスのように「何秒間だけ」「連続で吸えない」などの制限は一切ありません。

たばこを一日1箱吸う方であればバッテリーは丸一日持ちますし、カートリッジは800吸い以上できるので（たばこ1本は14吸いと言われることが多いです。次の1本を数えてみてね！）

META【メタ】にはスイッチの類は一切ついていません。吸えばスイッチがオートオンになり、吸うのをやめるとオフになります。

某加熱式タバコのようにスイッチを押してしばらく待ったり、紙たばこのようにライターで火をつける必要はないんです。

もうね、本当吸うだけ。

電池が切れたら充電

バッテリーが切れたら充電します。電子デバイスなので当たり前。最近はみなさんモバイルバッテリーを持ち歩いているでしょうし、そうでない方でも割りといつでもtype‐Cでなにかを充電できる環境にいるので問題ないかと思います。

カートリッジのリキッドがなくなったら交換

800回以上吸っていると明らかに味が薄くなるポイントが訪れます。カートリッジ内のリキッドが枯渇したサインなので新しいものに交換するだけ。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の煙（ミスト量）

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】から出る煙のようなものはグリセリンを熱したミスト（蒸気）。

VAPE愛好家にはミスト量が多ければ多いほど良いという考えの方（クラウドチェイサー）もいますが、紙タバコの代わりにHiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】を使用しようとしている方にミストは多すぎない方がいいかと思います。

という方は結構多いようです。

ここでは、

• 紙巻きタバコの煙
• アイコスの煙
• HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の煙
• 普段僕が吸っている爆煙VAPEの煙

の4つを比較してみましょう。

紙巻きタバコの煙

僕は禁煙目的でVAPEを始めたわけではないので、未だに紙巻煙草も美味しく頂くことができます。普段はニコチン入の電子タバコですが、TPOに合わせて（主に居酒屋）使い分けをしています。

こうして見ると意外と煙は少なかったです。

アイコスの煙

アイコスの煙はたばこスティックの燃焼によるものではなく、敢えてグリセリンを混ぜて水蒸気をわざと出しています。

紙巻きタバコより多いですね。グリセリンなのでミストの広がり方が煙とは違うのかもですね。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の煙

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の煙もグリセリンですがアイコスよりも多く見えます。

普段僕が吸っている爆煙VAPE

0.16Ωのデュアルコイルを111W（4.2V）で吸ったミストです。

という方は気にしなくてOKです。とりあえず「VAPEの中でも特に爆煙のミスト」という解釈でOKです。モクモクです。喫煙所で気まずくなる人がいるのもうなずける立派な煙量。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】味の種類・フレーバー

HiNIC META POD 初心者キットは、メタ自体は共通ですがフレーバーごとに3種類のセットがあります。爆煙のVAPEが煙の暴力で味をガンガン出すのに対して、HiNIC META POD 初心者キットはじっくり味が出ている感じ。

流石は世界的なVAPEのリキッドメーカーが作った電子タバコだけあって、味はかなり美味しいです。

レモン

スタンダードなタバコを吸っている方でスッキリ吸いたい方におすすめ。

パイナップル

スタンダードなタバコを吸っている方で甘党の方におすすめ。

ミント

現在メンソ系のタバコを愛煙している方におすすめ。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】のニコチン感（キック感）

どのフレーバーもメンソール系の香料が混ぜてあるので、ほどよく喉へ「スー」っとした刺激を感じられキック感を感じることができます。

ただ、通常のノンニコチンの電子タバコは「スー」だけで終わってしまうのですが、「スー」の中に「ズズン…」という感じがあり、かなり満足度は高いです。

メンソールが強い分、もっともキック感があるのはミント。メンソールタバコからの乗り換えはミントがおすすめですが、スタンダードなたばこを吸っている方にとってはスースー感が強いと思います。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】のおすすめな点、メリット

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】のおすすめな点、メリットを解説します。

ノンニコチンなのに確かなニコチン感

吸ってみないとわかりませんが、今までの電子タバコとは全く違うキック感、たばこに近いキック感を味わうことができます。

たばこを吸うかニコチン入りのMETA（純粋なニコチンが入っているメタも存在します）を吸う以外にこのキック感を味わえる電子タバコは存在しないと思います。なぜならばHiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】にはハイリク（製造元）オリジナルのハイニックテクノロジーが使われているためです。

このテクノロジーは長年VAPE用のリキッドを製造し、かつニコチンを取り扱ってきたハイリクにしか扱えないもの。

手軽に買える気楽さ

ニコチンを含む電子タバコのリキッドは海外からの個人輸入でしか入手することができませんが、（といっても普通の通販感覚で買えますが…）HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】はニコチンではないので、楽天やAmazonで気軽に購入することができます。

手軽過ぎる運用

今までの多くの電子タバコとは違い、METAはカートリッジを差して吸い込むだけで吸えるのでとても簡単に運用することができます。

禁煙に最高（たばこの代わりになる）

最近はたくさんの◯◯たばこがあるので、何をもって「禁煙」というかは人それぞれですが、「ニコチンの摂取をやめる」ことがその一つであるならば、HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】を使用することでその禁煙を成功させる可能性はとても高いと思います。

電子タバコを禁煙補助具と考えるのであればハイニックほど適したものはないでしょう。

VAPEベテランも納得の味

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】は流石にRDA（コイルとコットンに直接リキッドを垂らすタイプのリキッドの吸引方法。最も味がでると言われている）ほどではありませんが、他のカートリッジ交換式の電子タバコに比べてかなり味がいいです。世界的なリキッドメーカー・ハイリクが作っているので当然といえば当然。

喫煙所で吸いやすい適切なミスト量

ミスト量が多すぎると喫煙所できまずくなってしまうかもしれませんし、逆に少ないと喫煙の満足感を得にくくなるかもしれません。アイコスと同じくらいのミスト量のHiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】はちょうどいい。

たばこNGの場所でも吸える

禁煙の場所では電子タバコであっても吸わないのがマナーですが、最近居酒屋などで「加熱式たばこ/電子タバコならOK」というところが増えています。

という方には一時のたばこの代用品としておすすめ。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】のおすすめしない点、デメリット

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】のおすすめしない点、デメリットを解説します。

デザインがイマイチ

好みの問題ですが、グラデーションがかったマジョーラカラーは僕はあまり好きではありません。シンプルな白や黒、もしくは単色でポップなカラーがよかったかと。

いくつかのカラバリの中の一色だとしたら全然ありですが、マジョーラカラーしか選べないのはいかがなものかと。

バッテリー交換ができない

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】についているMETA【メタ】はバッテリーを交換できないので、バッテリーの寿命がきたら本体を丸々買い替える必要があります。

とはいえ、本体は2000円程度で買えるので問題にならないかと思います。

ニコリキ自作よりはコストがかかる

電子たばこは多くの場合、運用コストが紙巻煙草や加熱式たばこよりも桁違いに安くなりますが、HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】の場合は桁が同じ…。それほどお得感はありません。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】を買うべき人・おすすめしない人

あなたがもし、

という方であればHiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】を買うべきですし、全力でおすすめします。

という方にはおすすめしません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ニコチンが入っていないけど、確かなニコチン感を感じられるカートリッジと、それを駆動させるMETA【メタ】本体がセットになってHiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】のレビューでした。

HiNIC META POD 初心者キット【ハイニックメタキット】はAmazonや楽天でも購入可能ですが、もっとも安く買える公式サイトでの買い物方法は下の記事を参考にしていただければと思います。

この記事があなたの喫煙ライフに厚みを出し、より豊かになるお手伝いができたのであれば嬉しく思います。